絶望という言葉の安心感


スポンサードリンク

f:id:henkenkun:20170921154542j:plain


努力は時に才能を凌駕する。


そんな耳心地の良い言葉を信じてやまない、きっと何者にもなれない無能な皆さんに朗報です!!



以前から言われていた、スポーツの才能はほとんどが遺伝によるものだという結論に加え、音楽の才能はそれ以上に遺伝するという事実を僕は知ってしまいました。



とある記事を読み進めていくと、スポーツ、数学、執筆、音楽が特に遺伝によるものが大きいとあり、性根が腐り切った僕は早く無能な皆に世の真理を伝えないと…という次第で今回のお題を決定しました。



スポーツ選手になりたい…


歌手になりたい…


作家になりたい…


数学の先生になりたい…



無理です!諦めましょう!!



かの天才発明家エジソンは言いました。


「天才とは1%のひらめきと、99%の努力である」



なるほど確かに彼ほどの偉人の言葉には、多分な説得力を孕んでいます。


思わず僕も頑張ればエジソンになれる…否!僕はトーマス・エジソンだ!!と叫びたくなってしまいます。



しかし彼は数年後、会見の席で言いました。


「私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている」


つまり彼は、努力の大切さを説いたのではなく、努力だけでは到底辿り着けない1%の頂こそが天才の天才たる所以であると伝えたかったのではないでしょうか。

皮肉なもので、もしもエジソンが電球の発明に失敗していたら名言の誤解も起こらなかった事でしょう。

それ以前に世界はここまで発展していなかったかもしれませんが…


話が逸れてしまいましたので戻します。


ここまで散々詰ってきましたが、恐らく皆心のどこかで分かっているのかもしれません。

だからこそ凡人が天才を追い抜く物語は、時代を越えて愛される。

例えそれが偽物であったとしても、せめてフィクションくらい夢を見たい。

そんな真理と心理を突いているからこそ、そんな物語は愛されるのでしょう。


まあ言ってしまえば、友情、努力、勝利が売り文句のジャンプ作品の主人公も9割くらい遺伝だろ!と野暮なツッコミを入れたくなりますけどね。


皆さん無能を悲観する事はありません。

絶望する事はありません。

何度も言う様に僕は最低な人間なんで言います。


全部両親が悪い。


そう思えばいくらか楽な気持ちになりませんか?


は⁉︎つまり僕が童貞なのは両親が悪…くないか…

多分僕はバンクから提供された童貞の血によって産まれたんだな。

そう考えたら仕方ないと諦められます。


僕からしたら絶望は、どうしようもない事だと諦めがつき、安心感を得るための素材です。


以上、きっと何者にもなれない無能な童貞よりʕ•ᴥ•ʔ





スポンサードリンク